MITOOSについて

研究会の目的

マシンインテリジェンス研究会は「産学官連携活動」を軸に、マシンインテリジェンス技術を用いた、仙台から東北発のオンリーワンな革新的ものづくり、或いはイノベーティブな製品開発など、新たな事業基盤の醸成を目指しています。

産学官連携

マシンインテリジェンス研究会(MITOOS)は
企業・大学・行政が連携し、
東北・仙台から生まれる
唯一無二のものづくり
新しい技術開発
支えています。

現場の課題を、
スマートな技術で解決する──

そんな未来の産業づくりに取り組んでいます。

Vision

産学連携活動を基軸に
オンリーワンの革新的モノづくりを支援します。

イノベーティブな製品開発と
新たな事業基盤の醸成を目指して行きます。

理事長メッセージ〜変化を楽しみ、共に成長する研究会へ〜

北川理事長

マシンインテリジェンス研究会の理事長をお引き受けしたのは、2015年のことです。当初は「理事長とは何か」も分からず、手探りでのスタートでしたが、メンバーの皆さんの精力的な活動に触れる中で、その役割の重みと意義を感じるようになりました。

「変わり続ける」ことが力になる

私が理事長として大切にしているのは、変化を恐れず、多様な人が関わりながら成長していける場をつくることです。メンバーが固定されすぎると、当初の目的が形骸化し、「活動すること自体」が目的になってしまう。

そうではなく、新しい風が常に入り、参加者自身も成長できるような環境をつくりたいと考えています。

若い世代にも積極的に参加してもらい、研究会の中で学び、挑戦する機会を持ってもらえたら嬉しいです。こじんまりとした勉強会も、大人数が参加するイベントも、どちらも学びの場になります。

一人ひとりの熱量が、この研究会の未来をつくっていくと信じています。

会員の皆様へ〜仲間として、学び合える関係を〜

研究会が目指すのは、会員の皆さんが「困りごと」を共有し合い、教え合いながら成長していける関係性です。

そして、この研究会の活動は、そうした学び合いの場を「自分たちの手で育てていく」ことによって支えられています。

ただ参加するだけではなく、仲間と一緒に汗をかきながら運営に関わる――そんな前向きな姿勢こそが、研究会ならではの文化です。

それぞれの企業や地域で起きている課題に、私たちがどう寄り添えるか。そうした視点を持ちながら活動していきたいと考えています。

また、地域に根ざした取り組みこそが、研究会の力になると思います。

一緒に未来をつくっていける企業へ

今後は、より多様な業種や分野の企業の方々にも参加していただきたいと考えています。

ものづくりに取り組んでいるが、課題解決に悩んでいる企業、AIやシステム開発に興味はあるが踏み出せていない企業など、新しい分野に前向きに取り組む姿勢をお持ちの方々を歓迎します。

研究会に参加することで、自社の課題を共有し、他社の取り組みを学びながら、自分たちのやり方を見つけていく。

そんな「自立した学び合いの場」になればと願っています。
最終的には、社員の成長や企業文化の進化にもつながるはずです。

若い世代の皆さまへ
〜あなたの「熱量」が未来を変える〜

若い世代の皆さまは、給与や企業ブランドよりも「自分が成長できるかどうか」を重視していると感じます。

マシンインテリジェンス研究会も、そうした若者たちにとって、自分の可能性を試せる場所になれたらと考えています。

企業も、若い人たちの意見を受け止め、これまでの文化ややり方をアップデートしていく必要があるでしょう。

研究会の中に、若者だけの小さなチームをつくり、彼らのアイデアや意見を尊重する形も面白いかもしれません。

変わり続けること。それこそが、私たちの成長の鍵になるのです。

仕事を離れたところにある「つながりのヒント」

ちなみに私は車が大好きで、かつてはラリーにも出ていました。
スターレットという車に何台も乗って、山道を走っていました。
最近は自転車やスノーボードを楽しんだり、仲間と温泉旅行に出かけたり、休日もアクティブに過ごしています(笑)。

副理事長の岩本さんは料理が得意で、家庭ではご飯をすべて担当されているとか。最近はアートにも興味があり、ギャラリーを巡って作家の想いに触れながら、システム開発との共通点を見出しているそうです。

交流会などでは、こういった趣味の話しなどをきっかけに、仕事とは違う角度での会話が弾むこともあります。

そうした雑談を通じて、メンバー同士の関係がより深まり、研究会全体の雰囲気も良くなるのではないかと感じています

最後に

マシンインテリジェンス研究会は、「技術を学ぶ場」であると同時に、「人が育つ場」でありたいと考えています。

若い方も、ベテランの方も、企業も、個人も、それぞれが関わることで生まれるエネルギーを、地域に、産業に、そして未来へとつなげていきましょう。

皆様のご参加とご協力を、心よりお待ちしています。

マシンインテリジェンス研究会 理事長
北川

研究会の主な活動

  1. 講演やディスカッション等のオープンな情報交換会
  2. 関連市場に関するニーズ・シーズ調査
  3. 域内外企業等とのマッチングの設定
  4. 域内外域内外企業等からのニーズ・課題を解決する分科会組成とコンサルティング支援
  5. 他地域への情報発信・広報活動
  6. 若手技術者を中心とした相互勉強会
  7. その他研究会の目的を達成するために必要な活動

設立経緯

◆マシンビジョン研究会(2010年1月~2014年3月)

東北地域クラスター形成戦略(TOHOKUものづくりコリドー)自動車関連産業分野の地域産学官で構成される「イノベーション創出会議」において、東北地域で取り組むべき製品テーマの一つとして掲げられた「画像処理」分野の活動として、画像処理システムの製品開発等を目指して発足、活動をしてきました。

◆マシンビジョン研究会Ⅱ(2014年8月~2015年3月)

地域における光学や超音波による画像処理技術の産業化促進を目指した活動を実施するとともに、永続的な研究会活動を目指した体制づくりを検討しました。

◆マシンインテリジェンス研究会(2015年7月~  )

会員による自立的運営を行う事務局体制に刷新し、活動分野も拡大しつつ、より実質的な活動を推進中です。2019年4月からは(非営利型)一般社団法人として体制を強化して活動を始めました。

組織紹介

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会長青木 孝文東北大学大学院情報科学研究科 教授
顧問川村 洋一東北大学  未来科学技術共同研究センター  特任准教授
理事長北川 一哉トヨタ自動車東日本(株)TPS推進部 AI推進Gr 主担当員
副理事長岩本 正美匠ソリューションズ(株) 代表取締役
副理事長菅野 直バイスリープロジェクツ(株)代表取締役
副理事長本田 光正東杜シーテック(株) 代表取締役
理事上原 徹也Astemo(株)
 モノづくり統括本部グローバル工機本部
 宮城工機部シニアダイレクター
理事太田 晋一宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部
 情報技術開発班 上席主任研究員(班長)
理事大友 清一通研電気工業株式会社 常務取締役
理事佐々木 友謙NECソリューションイノベータ(株)
 医療ヘルスケア・スマートシティ事業部門
 医療PDソリューション統括部
理事正柳 博之アルファテクノロジ株式会社 東日本技術部
理事山田 幸光アルプスアルパイン株式会社
 技術本部 技師長
監事運天 弘樹NECソリューションイノベータ(株)
 イノベーションラボラトリ シニアプロフェッショナル
監事菅原 道晴(株)レイティストシステム 代表取締役
コーディネータ工藤 美紀子
コーディネータ竹村 正博
コーディネータ堀内 憲太郎

事業報告

  • 19年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF
  • 20年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF
  • 21年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF
  • 22年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF
  • 23年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF
  • 24年度 事業報告、決算報告(損益計算書、貸借対照表)PDF