東北のエネルギーITを支える技術力。 視野を広げ、若手を育てる アイティフラッグスの未来戦略

エネルギーITを支える技術力と、人を育てる組織力。
未来の東北をつくる“実践型エンジニア集団”として。

アイティフラッグス

アイティフラッグス様は、ソフトウェア開発を中心に、インフラ構築・クラウドサービスまで幅広く展開するIT企業です。

特に、電力を中心としたエネルギー領域のシステム開発に強みを持ち、事業の半分以上を占めています。

今回、小熊社長と佐藤常務に、企業としての歩み、研究会への参加動機、そして若手育成への想いについて伺いました。

企業概要と経営者プロフィール

(株)アイティフラッグス  代表取締役 小熊氏
代表取締役 小熊氏

アイティフラッグスは、これまでエネルギー分野のシステム開発を中心に、幅広い企業のIT基盤を支えてきました。

ソフトウェア開発をメインに、サーバーやネットワークなどのインフラ構築、クラウド関連の支援も行っています。

小熊社長は盛岡出身。東京の大学を卒業後、仙台でソフトウェア技術者としてキャリアを開始。
小規模企業でソフトウェア部門を立ち上げ、全国規模のプロジェクトにも携わりました。

そして50歳を迎える頃、「東北に還元したい」という想いからアイティフラッグスを設立。
現在は100名規模の組織を目指し、研究開発部門の強化にも取り組んでいます。

創業理念と事業の強み ─ 電力システムを支える専門性

同社の最大の特徴は、電力システムに対する深い知見と実績です。
古くからエネルギー領域に携わり、現在も事業の5割以上を電力分野が占めています。

さらに、次世代インフラに向けた実証にも積極的。
ブロックチェーン技術を用いた非化石証書の取引検証モデルや、VR/ARを使った教育システムなど、新技術を組み合わせた研究にも挑戦しています。

MI研究会へ参加した理由 ─ 電力の枠を越え、新たな視点を得るために

(株)アイティフラッグス 常務取締役 佐藤氏
常務取締役 佐藤氏

佐藤常務は、入会の理由について次のように語ります。

MISAのように電力系企業が多い団体とは異なり、MITOOSでは東北大学との連携や多様な業種との交流ができる。
今後、電力以外の分野にも挑戦していくため、まずは情報を広く取り入れたいと思ったことがきっかけです。

実際に参加後は、研究会を通じて得た“新しい視点”が大きな収穫だったと話します。

安岡先生との接点が生まれ、地元でも新しい取り組みができる可能性を感じたこと。
プロジェクト見学を通じ、新たな技術の方向性を知れたこと。

「これまでと違う角度で物事を見られるようになった」と語るお二人の表情から、確かな手応えが伝わってきました。

研究会活動で得られたもの

研究会を通じて得られた最も大きな成果は、「視野が広がったこと」だといいます。

  • 地域に新しい技術活用の場があると知れた
  • 電力以外の企業との接点が増えた
  • 個別の技術相談ができる環境が生まれた

事業そのものにすぐ直結する段階ではないものの、長期的に大きな財産になる“つながり”が広がったと感じているそうです。

MITOOSで取り組みたい活動 ─ 若手をもっと外に出したい

お二人が強く望んでいるのが、「若手育成の機会づくり」です。

佐藤常務は次のように語ります。

お客様に意見を言えない若手が多い。
だからこそ、マネジメントやコミュニケーション力を実践的に学ぶ場が必要です。

ワークショップ形式で気軽に参加できる企画や、ケーススタディ型の学習の場があると、若手が育つと感じているとのこと。

小熊社長も、

東京のプロジェクトにも若手を連れて行き、経験を持ち帰らせたい。

と語り、人材育成に対する強い想いが印象的でした。

研究会への期待 ─ 会員同士の“共創”が生まれる場へ

最後に、今後の研究会に期待することを伺いました。

  • 発表会だけでなく、共に手を動かすワークショップの場
  • 若手が気軽に参加し、学べる環境づくり
  • 会員同士がプロトタイプを試すような“実践の場”

研究会を「情報交換する場所」から「行動する場所」へ。
その流れを、多くの企業と一緒に作っていきたいという前向きなメッセージをいただきました。

実践で磨く技術が、地域の未来を支えていく

東北のエネルギーインフラを支え続けながら、新しい技術にも果敢に挑むアイティフラッグス様。
「若手を育てたい」「地域に還元したい」という姿勢は、地域産業の未来を明るく照らす、まさに“実践型技術者集団”そのものでした。

MITOOSでも、企業間のつながりや挑戦の場が大きな力となっていくはずです。

今後のご活躍を、研究会としても楽しみにしております。